湾を渡る儀式
都市の道路から、湾の上の道へ。
バージニア東海岸へ南から入る旅には、ひとつの儀式があります。 チェサピーク湾橋トンネルを渡ることです。水の上を進み、橋からトンネルへ入り、 また海の上へ戻る。ノーフォークやバージニアビーチ側から来た旅人は、 この長い横断の中で、少しずつ速度を変えられます。 ケープチャールズは、その先で最初に深く息をつける町です。
ケープチャールズは、バージニア東海岸の南部にある小さな港町です。 商店、レストラン、骨董、博物館、公共ビーチ、ゴルフ、港、マリーナ、 ボートランプ、釣り、宿泊施設を備える町として知られます。 しかし、実際に訪れて心に残るのは、施設の数ではありません。 湾の光、メインストリートの幅、古い建物、港の食卓、家族が歩ける浜辺、 キプトピークへ向かう道。その全体が、静かなまとまりを持っています。
チンコティーグが東海岸の北の魂だとすれば、ケープチャールズは南の玄関です。 チンコティーグには、野生馬、湿地、灯台、牡蠣、ワロップスの宇宙があります。 ケープチャールズには、湾の浜辺、港、古い町並み、キプトピークの鳥、 橋を渡る旅の余韻があります。二つの町は似ていません。 だからこそ、東海岸の旅では両方を置きたい。